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This Category : 主役は本

2013.02.24 *Sun*

「ビブリア古書堂の事件手帖 4」

今月22日に発売された
「ビブリア古書堂の事件手帖」の新刊の感想です。

未読の方、
ネタバレNGの方は
ご覧にならないようお願い申し上げます。




ビブリア古書堂の事件手帖4~栞子さんと二つの顔~
 三上延(メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
(2013/02/22)
三上延

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第4巻は東日本大震災の20日後から始まります。
取り上げられる書籍は江戸川乱歩の著作のみ。
第4巻は長編です。


珍しい古書に関係する、特別な相談──謎めいた依頼に、
ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。
その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。
それを譲る代わりに、
ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。

 (『ビブリア古書堂の事件手帖 公式サイト』内容紹介より)



知らない本の薀蓄を知るのも「ほお~!」と面白いのですが、
やはり自分が読んだことのある本がテーマですと、
格別に面白く感じます。
今回は江戸川乱歩作品ですから、
私が知っている作品もいくつかありました。

初っ端からフェルトのカバーを掛けられた
古書のタイトル当てが課せられたり、
暗号解読を要請されたり…

栞子さんと大輔君の二人が、
某名探偵コンビのように謎をクリアしていきます。


以下、更なるネタバレを含む内容は「続きを読む…」から。


未読の方、
ネタバレNGの方は
ご注意下さい。


尚、個人的な意見多数です。

ご覧になった後の苦情はお受けいたしかねます。


※こちらの記事、後日書き直し・追加の可能性があります。


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2012.06.27 *Wed*

「ビブリア古書堂の事件手帖3」

「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ 」三上延(メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
(2012/06/21)
三上延

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 普段は人見知りなのに、
 本を手にすると饒舌に語り始める
 ビブリア古書店の美しい女店主・栞子(しおりこ)。

 幼い頃のトラウマゆえに本好きなのに読書ができない青年・大輔。
 そして、ビブリア古書店を訪れる、本に囚われた人々。

 栞子が一冊の古書を手がかりに、
 もつれた事件の謎を解きほぐします。



ごく最近刊行されたミステリー小説です。
これからお読みになるご予定の方、
少しのネタバレもNGの方はご注意下さい。






今回私が一番好きだったのは、
古書会館で行われた市場の場面です。
古書の取引の様子がとても興味深かったです。
さて、栞子さんはここで事件に巻き込まれます…


続きは「READ MORE…」から。
こちらは若干のネタバレがあります。
ネタバレNGの方はご覧にならないよう、
お願いいたします。



「ビブリア」の公式サイトも開設されています。
最も興味深いのは「ビブリアの世界」地図です。
実在の鎌倉・藤沢の地名と共に、
ビブリアに登場する(架空の)お店が書き込まれています。
地図を持って歩くビブリアファンの方もいらっしゃる事でしょう。

   「ビブリア古書堂の事件手帖」公式サイトはこちら→◇

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
(2011/10/25)
三上 延

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↓ネタバレ注意!↓

2012.02.20 *Mon*

「ビブリア古書堂の事件手帖2」

ビブリア古書堂の事件手帖2~栞子さんと謎めく日常
 三上勉(メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
(2011/10/25)
三上 延

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北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台にした、
ミステリー小説の第二巻。
昨年十月に発売されています。


普段は人見知りなのに、本を手にすると人が変わったように
饒舌に語り始めるビブリア古書店の美しい女店主・栞子(しおりこ)。
幼い頃のトラウマゆえに本好きなのに読書ができない青年・大輔。
そして、ビブリア古書店を訪れる、本に囚われた人々。

栞子がただ一冊の古書を手がかりに、
もつれた事件の謎を解きほぐします。



毎回稀覯本が登場し、その本に関する逸話・蘊蓄も大変興味深いです。
昨年三月に発売された第一巻には『夏目漱石全集』・太宰治の『晩年』等が、
こちらの第二巻には『時計仕掛けのオレンジ』・
足塚不二雄の『最後の世界大戦』等々が登場します。
もちろん、これらの本を未読でも全く問題なく楽しめます。
第一巻の感想で『安楽椅子探偵』型ミステリーと書きましたが、
今回栞子さんは外に出てきます。
大量の古書の買い取りシーン等、古書店の日常業務も面白いです。


第三巻は今年の五月に刊行予定との事。
今から非常に楽しみです。

第一巻「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」の感想はこちら→aicon_cat01.jpg
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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さて、続きは「READ MORE…」から。
大したネタばれはありませんが、
ネタばれNG!の方はご注意下さい。

2011.10.05 *Wed*

「古書狩り」

最近読みふけっている、古書関連小説。
その名も「古書狩り」、大変格好良いタイトルです。

古書狩り」横田順彌(ジャストシステム)
古書狩り古書狩り
(1997/03)
横田 順弥

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古書マニアの生態(?)や執念・奇行、
そして、その末路がSFテイストで描かれています。
短編が九つ収録されています。

  『古書奇譚』
  『古書狩り』
  『時のメモリアル』
  『姿なき怪盗』
  『本の虫』
  『小沢さんの話』
  『思い出コレクション』
  『書棚の奥』
  『奇蹟の夜』

『古書奇譚』
初めSFだと思って読んでいなかったので、
結末でびっくり…
熱意が高じて禁断の世界に足を踏み入れてしまうコレクターの話です。

背筋がぞ~っとしたのは、『本の虫』
書物の研究に没頭する本の虫の青年が、文字通り……
(その先はおぞましくてここでは書けません~)

『思い出コレクション』
 貴重な古書を所有する、若く美しい未亡人の屋敷に招かれた青年。
 そこには、亡き夫が残した二万冊の蔵書があった。
 未亡人の目的とは…?


話は少し横にそれますが、有名(?)な命題で、
「仕事と私、どっちが大切なの?」という問いがありますよね。
答えによっては修羅場が待っているという…

コレクターにとって、愛するコレクションと愛する家族、
本当に大切なのはどちらでしょう?
未亡人の問いに、青年は正解を出す事ができるでしょうか?
何はともあれ、口は災いの元。一寸先は闇…というお話です。

ちなみに、「仕事と私」の問いには、
「寂しい思いをさせてごめんね」と答えるのが正解、
とどこかで読んだような気がするのですが、
本当なのでしょうか…?

『書棚の奥』
 ある有名な小説の熱狂的なマニア達のお話。
 その小説の版違いや、帯違い、印刷所違い等々、
 何百通りもあるパターンをすべて集めようと奔走します。
 (もちろん、中身は全て同じ小説です)


「実際にはこんなコレクターはいないでしょ~」とは思うのですが、
ふと我が身を振り返ると、
同じリカちゃんでも髪型や髪の色、
目の色が違うという理由で何体も所有していますからね…
人の事は言えないと申しますか、
身につまされるお話でした。

リカちゃん モテかわカール リカちゃんリカちゃん モテかわカール リカちゃん
(2011/06/30)
タカラトミー

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2011.10.01 *Sat*

「あったとさ」

最近私は古書がモチーフの小説にはまっています。
ネットで情報を探し出しては、図書館で借りてきます。
そうして見つけた一冊です。

あったとさ」出久根達郎(文藝春秋)
あったとさ (文春文庫)あったとさ (文春文庫)
(1996/06)
出久根 達郎

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 『背広』
 『冬至の旅』
 『いちにのさん』
 『お百度』
 『くしゃみ』
 『あったとさ』

以上六つの短編が収録されています。
例によって「せどり」(いわゆる転売屋)も出てきますし
古書の買い付けの話など、古書業界の内情が分かり、興味深いです。

当たり前ですがお金が絡みますから、
店側と客側で丁々発止のやり取り、狸の化かし合いもあります。


『冬至の旅』はミステリー仕立てで、背筋がゾクッとします。

 代金回収の旅に出た光子。
 初対面の高井と同行するが、謎の行動に当惑する。
 彼は本物の「高井」なのだろうか? その正体は?


殆ど変人の域に達している古書マニアが登場します。
オチはちょっと呆気ないかな…


一番面白かったのが表題作『あったとさ』。
初めて【枠屋】なるカテゴリーがある事を知りました。

 【枠屋】とは…新聞のお悔やみ欄を見て、
 遺族に故人所有の蔵書の買い取りを持ち掛ける業者の事。
 実店舗を持たない場合も。
 枠屋の「枠」は死亡通知に使われる黒い枠からきている。

 雪深い東北の寒村の旧家に招かれた枠屋・式部と数馬。
 が、実は故人とは何のつながりもなく、招かれた理由は謎だった。
 迷路のような広い屋敷。不可思議な女性たちの行動。
 書庫に積み上げられていたのは、膨大な数の洋書だった。
 二人は、以前自殺したり失踪した枠屋の手紙を見つけ…


ホラーミステリーな雰囲気で、私好みです。
ただ、女性たちの目的が最終的に分からなくて…
少々消化不良の気分でした。

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2011.09.13 *Tue*

「配達あかずきん」

「月魚」「ビブリア古書堂」と、私は最近
古書店小説(そんなジャンルがあるのかは不明ですが)にハマっています。

そこで今回見つけたのがこちらの「成風堂」シリーズ。
(ちょっぴり残念ながら)古書ではなく、
新刊を扱う一般的な本屋さんが舞台のミステリー小説です。

配達あかずきん――成風堂書店事件メモ」大崎梢(東京創元社)
配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
(2009/03/20)
大崎 梢

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駅ビル6階の成風堂書店。
様々な人が様々な謎を持ち込み、
しっかり者の書店員・杏子と勘の鋭いアルバイト・多恵、
うら若き二人の乙女がホームズとワトソンの如く華麗に謎を解き明かします。


本書はシリーズの第一弾で短編が5つ収録されています。
 暗号解読、
 『あさきゆめみし』を購入した夫人の失踪、
 新刊雑誌に挟まれた盗撮写真、
 お見舞い本の最善の選択、
 コーナー・ディスプレイと盗作疑惑……
謎のモチーフは多岐に渡ります。

もちろんミステリーなのですが、
本屋さんの内情暴露(?)本として読んでも、
ものすご~く面白いです!
『書店員さんのお仕事って、こんなに大変なんだ!』という事が良く分かります。

書店員さんには、体力・知性・センス、
そして当たり前ですが本への溢れんばかりの愛情が必要とされるのですね!
巻末の本物の書店員さんによる座談会も非常に興味深いです。

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2011.08.30 *Tue*

「ビブリア古書堂の事件手帖」

北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を舞台にした、ミステリー小説です。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち
 三上 延(メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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普段は人見知りなのに、本を手にすると人が変わったように
饒舌に語りだすビブリア古書店の美しい女店主・栞子。
幼い頃のトラウマゆえに本好きなのに読書ができない青年・大輔。
文学に精通したホームレスの『せどり』・志田。
(ちなみに『せどり』とは、いわゆる転売屋の事)

栞子がただ一冊の古書を手がかりに、
もつれた事件の謎を解きほぐします。
いわゆる『安楽椅子探偵』型ミステリーです。



やはり古書店を舞台にした「月魚」がすばらしく面白かったので、
「ビブリア古書堂」を購入しました。
期待に違わず、「ビブリア古書堂」もあっという間に読み終えてしまいました。

それにしても、ちょっとした書き込みから重大な秘密が暴かれるシーンなどを読むと、
うっかり本は手放せないなあ…と思いました。
(私には重大な秘密はありませんけどね…!)
高額な古書をめぐる事件は、マニアの『業』が恐ろしかったです。

ぜひ続編も読みたい作品です!


こちら↓も大好きな一冊「月魚」。
月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)
(2004/05)
三浦 しをん

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