「
ローズの小さな図書館」キンバリー・ウィルス・ホルト作 田口由美子・訳(徳間書店)
1939年、両親の離婚により、
ローズは弟と妹と共に、母親の実家で祖父と一緒に暮らすことになった。
14歳のローズは家計を助けるため、
17歳と年を偽り、移動図書館バスの運転手として働き始める。
ローズの初恋、そして
いつか作家になりたいというローズの夢は叶うのだろうか?
やがて、物語はローズの子供たち、孫たちと受け継がれていく。戦前から現代まで、
四世代にわたる十代の少年少女の夢と希望を描いた物語です。
時代が変わっても、子供たちは悩みを抱えています。
ローズは貧困に苦しみ、
大学進学どころか高校すら満足に通えませんでした、
孫のアナベスは学校で告げ口をしたせいで、いじめに合います。
男の子も女の子も登場します。
恋の悩み、将来への迷い、家族間の葛藤、
そして、主人公たちが手にする本たち。
時代ごとに、「大地」や「ハリー・ポッター」などが、
子供たちに寄り添う名脇役として活躍します。
私の大好きな本も登場して嬉しかったです♪
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