2011.11.03 *Thu*

「おもちのすきなヘビのおふじ」

おもちのすきなヘビのおふじ」谷真介・文 赤坂三好・絵(佼成出版)
おもちのすきなヘビのおふじ (十二支むかしむかしシリーズ)おもちのすきなヘビのおふじ (十二支むかしむかしシリーズ)
(2006/12)
谷 真介

商品詳細を見る

『十二支むかしむかし』シリーズのヘビ年のお話です。

 昔、仲の良いおじいさんとおばあさんがいた。
 二人は毎朝富士山に向かって
 『子どもが授かりますように』と祈っていたが、
 子どもが授からないまま年を取ってしまったのだった。

 ある時、池のほとりでヘビの卵を拾ったおじいさんは、
 おばあさんと二人で卵を育てる事にした。
 やがて、小さな可愛いヘビが生まれた。

 二人はヘビに「おふじ」と名をつけた。
 おふじはおもちが大好きだった。

 おふじはおもちを食べてぐんぐん大きくなり、
 ひと月もするとおじいさんの背丈よりも長くなった。

 近所の子どもたちもおふじが大好きで、
 おふじにぶら下がって遊んだ。
 だが、この様子を大人たちは気味悪がり、
 「おふじを山に捨てた方が良い」と言った。

 おじいさんは泣く泣くおふじを山に捨てに行った。
 おふじがいなくなってから、
 おじいさんは病気になってしまった。

 さて、村のお花見の日、大事件が起きた。
 庄屋の娘が、池に落ちてしまったのだ。
 そこに現れたのは、おふじだった。

 おふじは池にもぐり、
 沈んでいた庄屋の娘を岸まで運んできた…

 おふじが拾われた池のほとりには、
 毎年たくさんの花が咲くようになった。
 村人たちは「おふじの池」と呼び、
 小さなお宮を作っておふじを村の神様として祭るようになった。
 お宮には、いつもおもちが供えられていたという。



ヘビは水神や農耕神として崇拝されているそうですが、
正直、私はヘビは苦手です…
(ヘビ好きの方、ごめんなさい)

こちらのお話も、文章だけで読んだら
少々不気味なのでは…?と思いましたが、
おふじが何ともとぼけた表情で可愛いのですんなり読めました。
(特に、おじいさんが背負った籠に入れられている時の表情が
味わい深いです。捨てられる、と分かっているのかな…?)

富士山と花(日本人の心の象徴)、
おもち(豊作関連?)、
ヘビと池(水神)、
姥捨てならぬヘビ捨て、
恩返し…色々な要素の詰まった、
ちょっぴりハラハラドキドキもする楽しいお話です。

☆拍手&ランキングを押して下さる方
ありがとうございます! 励みになります♪
関連記事

COMMENT

Comment Form


秘密にする
 


08
2
3
5
7
8
10
11
13
14
16
18
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

花が流れる水中時計

fc2ブログランキング

ブログランキングから退会致しました。
これまで応援ポチをして下さった皆様、
本当にありがとうございました!

検索フォーム

最新記事

カテゴリ

タグで検索

↑カテゴリー「絵本の感想」についているタグです。クリックで検索できます。(大まかな分類です)

最新コメント

リンク

プロフィール

真雪

Author:真雪
管理人の真雪(まゆき)です。
趣味はお人形の収集と
写真撮影です。
人形は本館「銀うさぎの庭」へ、
写真は別館「MoonFish」へどうぞ♪

◇当ブログはリンクフリーです。
(相互は募集しておりません)

★予告なく人形の写真を
アップする事があります。
人形が苦手な方はご注意下さい。


ブログ開設日:2009/07/03

管理人のホームページ

月夜の青猫
当ブログの倉庫サイト
絵本の本棚ではおはなし会向けの絵本をご紹介(現在133冊) 紙芝居(50冊以上)と中世ミステリのページもあります♪

ムーミンの小箱
ムーミンの小箱

銀うさぎの庭:本館
本館:お人形のサイト

MoonFish
別館:野の花の写真サイト

FC2カウンター

My本棚

月別アーカイブ

Copyright © 月夜の青猫絵本箱 All Rights Reserved.
テンプレート:サリイ (ブログ限定配布版 / 素材: BEE)