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This Archive : 2016年09月

2016.09.17 *Sat*

「消えゆく鼓動」

「ウォーリアーズ」第4期の第2巻です。

消えゆく鼓動」エリン・ハンター作 高橋由香子・訳(小峰書店)

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◇ウォーリアーズ・シリーズとは…

 4つの部族(サンダー族・リヴァー属・ウィンド族・シャドウ族)に属する
 野生猫たちの物語。

 第1シリーズ全6巻、第2シリーズ全6巻、第3シリーズ全6巻、
 第4シリーズの第2巻(本書)の合計20冊が日本での既刊。
 本国のアメリカでは、第5シリーズ(全6巻)まで出版されている。

 第1シリーズでは、野性に目覚めた飼い猫のラスティーがサンダー族に入り、
 戦士猫として大きく成長していく様子が描かれる。


本書は今年(2016年)7月に発行されました。

以下、ややネタバレを含む感想ですので、
ネタバレNGの方はご注意下さいませ。




いつでも波乱万丈のウォリアーズですが、
今回、物語が大きく動き始めます。

悪がいかにして善意の中に忍び込むのか…(しかも正義の仮面をかぶって!)
この辺りが非常に興味深かったです。

ジェイフェザーとライオンブレイズは、
大人っぽく立派になりましたね。

サンダー族の族長ファイヤスター――格好良いシーンが見られますが、
『一体どうしてしまったの…?』という事件もあります。
そう言えば、すばらしい族長だったブルースターも晩年はおかしくなりました。
ファイヤスターのこれからがちょっと不安…

スター族は日向ぼっこばかりしていないで、
もう少し協力してくれても良いのに…と思いました。

例の境界線問題が、重要な伏線だったことが分かりました。
ウォーリアーズ、これだから読むのをやめられないのですよね。

ウインド族はやはり攻めて来るのか?
ミスティスターはサンダー族に友好的でいてくれるのか?

絶体絶命の感のあるサンダー族。
次巻が待ちきれません!
小峰書店さん、頑張って下さい!!

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2016.09.13 *Tue*

「白い池 黒い池」

イランのお話です。

白い池 黒い池」リタ・ジャハーン=フォールズ 再話
 ヴァリ・ミンツィ 絵 もたいなつう・訳

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 イランのある町にシラーズという少女がいた。
 シラーズのお母さんは、シラーズが生まれるとすぐに亡くなった。

 お父さんは新しいお母さんを迎えた。
 お母さんにはシラーズと同い年の少女ナルゲスがいた。
 二人は姉妹のように育った。

 やがてお父さんも亡くなると、
 お母さんとナルゲスはシラーズに辛くあたるようになる。
 シラーズは学校へ行かせて貰えず、家の仕事を全てさせられた。

 ある日、バルコニーで一休みしていたシラーズは、
 亡くなったお母さんが遺してくれた毛糸玉を風に飛ばされてしまう。

 毛糸玉を追い掛けたシラーズは、
 不思議なおばあさんが住む家に辿り着く。
 おばあさんは、三つのことをしてくれたら、
 毛糸玉を返すと言うが…


この後、シラーズはおばあさんから出される三つの課題を無事クリアし、
ますます美しい娘になります。
そして、それをうらやましく思ったナルゲスは次の日おばあさんの家を訪ね、
三つの課題に挑みますが、結果はますます醜くなってしまいます。

ただ、この課題がとても難しい!と私は感じました。

1.散らかり放題の台所を金槌で叩き潰せ。
2.荒れ放題の庭の花をすべて引き抜き、花が咲かない庭にせよ。
3.おばあさんのぼさぼさの髪をはさみでバッサリ切れ。

私なら、何も考えずに言われた通りにしてしまうと思いますが、
シラーズはおばあさんの内なる声に耳を澄ませ、
その声に従いました。

人は、思ったことを素直に言うとは限らない。
その人が本当に望んでいることは何かを考えよ――というお話ですね。
でも、私にはハードルが高いかな…!

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2016.09.10 *Sat*

「あかちゃんの詩(うた)」

赤ちゃんと一緒に楽しめる、詩集絵本です。


あかちゃんの詩(うた)-1」中川ひろたか・詩 山本直孝・絵(偕成社)

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あかちゃんの詩(うた)-2」中川ひろたか・詩 松成真理子・絵(偕成社)




見開きページに一編の詩で、各巻15編ずつ収録されています。

1巻の『てんとうむし こちょ』や
『ひこうき ブーン』は、そのまま遊べそう。
『おひるねのうた』は優しい気持ちになります。
『ペンギンちゃんの おかいもの』は、
お買い物ごっこになりそうですね。

2巻の『かたつむり りむつたか』はリズムが楽しい!
『くれよん』と『もうふのうさぎ』は、ロマンティックな気持ちになりました。

赤ちゃんの日常、動物、季節、遊びの要素も入った、
楽しい詩集ですが、残念ながら長期品切れです。

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tag : 赤ちゃん  

2016.09.08 *Thu*

「うさぎのルーピースー」

やや衝撃的な文章で始まる絵本です。

朝おきると
机のしたで うさぎが
死んでいました  (「うさぎのルーピース」本文より)




うさぎのルーピースー」どいかや(小学館)

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 朝起きると、机の下で子どもの野うさぎが死んでいた。
 誰がこんなことをしたのだろう?
 ネコもイヌもヤギも自分ではないと言う。

 埋めてやることにし、外に出ると、
 うさぎは日の光を浴びてきれいな色になった。
 鹿皮色(ルーピースー)だ。

 うさぎのルーピースーの絵を何枚も描き、
 忘れな草で飾って土に埋めた。

 一年もしたら土にかえるだろう。
 その土で野菜を作り、みんなで食べよう。



ルーピースーは鹿皮色という意味なのですね。
ネットで調べたところ、ベージュに近いような色です。
(中国の色名で、カラーコードは#E6B577)

さて、机の下で野うさぎが死んでいる…?
どうして、そんなことになったのでしょう?(どこから入ってきたの?)

この後、動物たちへの事情聴収が始まります。
ちなみに、ネコは「そんな大きいものは持って来れない」から、
自分ではないと言います。

この辺り、「誰が駒鳥殺したの"Who killed Cock Robin"」を思い出しました。
コマドリの方は、すぐに犯人がスズメなのだと分かりますが…

ともあれ、皆、理由を付けて自分ではないと主張するので、
うさぎは平和的に埋められます。
そのうさぎを埋めた土で、近い将来、野菜を作るのですね。

ラストの方のページでは、
青空の下でみんながご馳走を囲んでいるシーンが描かれています。

とても可愛らしい絵本ですが、やや難しいですね。
生と死と再生がテーマだと思うのですが…

冒頭の、「野うさぎが室内の机の下で死んでいた」という状況が不思議で、
犯人(もしくは経緯)が気になって仕方ありませんでした。
残念ながら、長期品切れ中です。

160728-13.jpg
↑左側は「うさぎのルーピースー」のピンバッジです。

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tag : 生と死

2016.09.06 *Tue*

「にわとりかあさん」

今月(2016年9月)発売のこどものとも年少版です。


にわとりかあさん」木坂涼・文 高畠純・絵
 (こどものとも年少版 2016年10月号 福音館書店)

 にわとりかあさんが卵を一つ温めています。
 ところが、むぐっ!とちょっぴり卵が大きくなりました。

 段々大きく育つ卵。
 ついには、にわとりかあさんよりも大きくなり…


卵の中からは、何が出てくるのでしょう!?
私は怪獣のように大きなひよこさんが出くるのかと思いましたが…
全然違いました!

ラストはびっくりすると同時に、なるほど~と思いました。
意外な展開と結末が楽しい絵本です。


*・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*


◇FC2トラックバックテーマ第2154回 「毎週必ず見るテレビ番組は?」

毎週見ているテレビ番組は、「鉄腕!DASH!!」です。
DASH島とDASH海岸のコーナーが特に好きです。

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こんにちは!FC2トラックバックテーマ担当の山口です。今日のテーマは「毎週必ず見るテレビ番組は?」です。私は天気予報を見る時ぐらいしかテレビ番組を見ないのでテレビ番組の話題には疎いです友達と会う時にドラマやバラエティの話題にもなりその時は今後は何かしら見ようと思うのですが見ようと思うテレビ番組の時間になると忘れてしまっているのですよねみなさんは毎週必ず見るテレビ番組はありますか?たくさんの回答、お待...
第2154回 「毎週必ず見るテレビ番組は?」

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tag : その他

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