This Archive : 2014年06月2014.06.22 *Sun*
「ぴっちゃんぽっちゃん」
雨降りが楽しくなるような可愛い絵本です。
「ぴっちゃんぽっちゃん (こねこのプチュ絵本)」 ふくだとしお+あきこ accototo作/絵(大日本図書)
ぴっちゃん ぽっちゃん 雨の日にお散歩をする灰色の子猫のプチュ。 ありさん、ちょうちょさん、かえるさん… 色々なお友達に出会います。 最後はみんなで歌います。 そして、虹が… まん丸お目々のチャーミングな子猫ちゃんです。 言葉のリズムが良いので、 声を出して読むと自然に歌のようになります。 「ぴっちゃん ぽっちゃん」、一緒に歌いましょう♪ 猫は水が嫌い…というイメージがありますが、 こちらの絵本は実在の水を怖がらない猫ちゃんをモデルに描かれたそうです。 (絵本ナビの読者の方々宛てに作者さんが送ったメッセージより) ![]() 2014.06.20 *Fri*
おはなし会@公民館
今日は公民館のおはなし会がありました。
時間は25分程度、担当者は二名です。 私のパートでは… わらべ歌 「おばけのちょうちん♪」 おはなし小道具 「おばけの森」藤田浩子/小林恭子・作(一声社)
「にじをみつけたあひるのダック」フランセス・バリー作 おびかゆうこ・訳(主婦の友社)
わらべ歌 「さよならあんころもち♪」 「おばけの森」は絵本ではなく、 参加者さんとやりとりをしながら迷路を進みます。 こういうツールは初めてなのでドキドキでしたが、 『すごく面白かった!』と言って頂けました(*^_^*) ![]() 2014.06.19 *Thu*
「走れ!移動図書館」
「走れ!移動図書館 本でよりそう復興支援」鎌倉幸子(ちくまライブラリー新書)
「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」の活動記録です。 「シャンティ」は、東日本大震災の直後から被災した東北地方に入り、 移動図書館プロジェクトを立ち上げた団体です。 (現在も活動中です) ・ボランティアの心得 ・なぜ「本」が必要なのか ・各地の図書館の被害状況 ・移動図書館車運行までのプロセス ・必要な時に必要な人に必要な本を届ける ・キャッチフレーズは「立ち読み お茶のみ おたのしみ」 ~移動図書館は地域の方々の交流の場でもある この小さな本の中にあまりにも多くの事柄がギュッと詰まっていますので、 私の力ではとてもご紹介しきれません。 が、ご興味のある方はぜひ! シャンティの「走れ東北!移動図書館プロジェクト」のHPはこちら→◇ ![]() 2014.06.17 *Tue*
「わたしのかさはそらのいろ」
雨の日にぴったりの、可愛い絵本です。
「わたしのかさはそらのいろ」あまんきみこ・作 垂石眞子・絵 (こどのとも 2006年5月号 福音館書店)
今日は雨。 「わたしのかさは そらのいろ♪」と歌いながら 晴れた日の空の色の傘をさして野原へ行くと… 「いーれーてー」と色々な動物たちがやってきて、 傘の中に入ります。 友達も傘の中に入ってきました。 傘は空のようにずんずん広がっていたのです。 みんなで傘の中で遊びました。 やがて虹がでて… 物語の初め、主人公がお母さんと一緒に傘屋さんへ傘を買いに行きます。 お母さんは桃色の傘を勧めますが、 女の子は「晴れた日の空の色だから」と青い傘を選びます。 すると、お母さんは少し驚いたような顔をします。 私はこの場面のやりとりが好きです。 雨の日は少し憂鬱ですが、夢のある絵本を読むと楽しい気持ちになりますよね。 *・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・* 今日のお買い物♪ 「サクソンの司教冠(ミトラ)」ピーター・トレメイン著 甲斐萬里江・訳(創元推理文庫)
修道女フィデルマ・シリーズの第2作です。 帯には【法王のお膝元での殺人事件に美貌の修道女と相棒が挑む】の文字が。 早く読みた~い! ![]() FC2トラックバックテーマ 第1847回「使っている傘のガラは?」に投稿しました。 2014.06.15 *Sun*
「死をもちて赦されん」(修道女フィデルマ)
最近突然はまったミステリー小説「修道女フィデルマ」シリーズ。
短編集三冊を読み終え、いよいよ待望の長編突入です。 「死をもちて赦されん(修道女フィデルマ)」ピーター・トレメイン著 甲斐萬里江・訳(創元推理文庫)
664年、ローマ・カトリックとアイルランド・カトリックの対立に決着をつけるべく、 ウィトビア(イングランド)で教会会議が王の御前で開かれた。 だが、まさに会議が始まろうとする直前、 アイオナ派(アイルランド)の有力な修道院長が殺害された。 アイオナ派の修道女フィデルマと ローマ派のサクソン人の修道士エイダルフが 協力して捜査にあたることになる。 フィデルマと後の良き相棒エイダルフとの出会いを描いた、 シリーズ第一作。 「修道女フィデルマ」の記事でも書きましたが、 シスター・フィデルマは、 ミステリー史上最もハイ・スペックな名探偵かもしれません。 ・王の妹 ・高位の弁護士資格を持ち、場合によっては裁判官を務めることも可能。 ・若い&美人。(赤毛・緑目) 背が高く、スタイル良し。 ・武器を用いない護身術の達人。 ・ラテン語・ギリシャ語等々、数か国語が堪能。 「王族で有能な弁護士で外国語もペラペラなパリコレのスーパー・モデルさん」で想像しました(*^_^*) 今回の見どころは、何と言ってもシスター・フィデルマと ブラザー・エイダルフの出会いでございます、はい。 ネタバレになりますので詳細は書けませんが、 エイダルフに対するフィデルマの心境の変化が面白かったです。 こういうシーンは短編集ではなかったですね。 フィデルマの人間的な魅力を楽しむことができました。 (意外にドジなところも…?) それにしても、七世紀のアイルランドは洗練された法治国家で、 国民も非常に知性が高いことに今回も驚かされました。 何故これほど他国と差があったのか、興味深いです。 フィデルマ・シリーズの長編は、 イギリスでの刊行順と異なる順番で発行されています。 第5作「蜘蛛の巣」 第3作「幼き子らよ、我らがもとへ」 第4作「蛇、もっとも禍し」 第1作「死をもちて赦されん」 第2作「サクソンの司教冠(ミトラ)」 第6作「翳深き谷」 第1作「死をもちて赦されん」の舞台がアイルランドではなくイングランドである、 カトリックの教義上対立する二派が集う宗教会議が舞台である等、 日本人には馴染みにくいという理由で第1作の発行が後になったとのことです。 (「死をもちて赦されん」の後書き参照) 確かに「死をもちて赦されん」の冒頭部分は地名や人名が多く、 読みにくく感じました。 (アイルランドの歴史を学ばれた方にはおなじみなのかもしれませんが…) でも、読み始めると、文庫本としてはかなり分量があるのですが、 あっという間に読み終えてしまいました。 早く第2作の「サクソンの司教冠(ミトラ)」を注文しなければ! 少々お値段お高めの文庫本ですので、嬉しい悲鳴です(@_@;) それにしても、この分ではすぐに第6作まで読み終わってしまいます。 イギリスではすでに約20作刊行されていますので、 東京創元社さん、頑張って下さい! 「READ MORE…」にもう少しだけ感想を書きました。 ネタバレはありませんが、 これからお読みになるご予定の方はご覧になりませんよう、お願い申し上げます。 ![]() 月と星と妖精ダストfc2ブログランキング
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