猫が主役の昔話紙芝居です。
「
てつだいねこ」水谷章三・脚本 大和田美鈴・絵(童心社)
おじいさんとおばあさん、
そしてネズミとりが得意な猫のタマが仲良く暮らしていた。
だが、年月が流れ、年を取ったタマは寝てばかり。
田植えで忙しい時期、寝ているタマを見て、おばあさんは思わず、
「タマはいいねえ。猫の手も借りたい時に寝ていられる」と言ってしまう。
田植えが始まった。
すると、見たこともない可愛い娘がきびきびと働いている。
若者たちは、娘に良いところを見せようと大張り切り。
田植えは早々と終わったが、娘は…色白で可愛い娘の正体は、もちろんタマ。
若者たちのマドンナになってしまうところが愉快です。
さて、恩返し後、正体に気付かれたタマは姿を消します。
日本の昔話ではお約束のパターンですが、
やはり寂しく感じますね。
ラスト、タマに良く似た子猫がおじいさんとおばあさんの許へやってきます。
ほのぼのとした昔話です。
残念ながら、現在は入手困難のようです。
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