「
チョコレート屋のねこ」(ほるぷ出版)
ス-・ステイントン文 アン・モーティマー絵 中川千尋・訳
きゃあ~☆
なんて、可愛い絵本なのでしょう!
表紙には、キュートなお目々でこちらを見つめるねこちゃん。
こぼれそうなほどたくさんのお菓子!
ねこちゃんもチョコレート菓子も
ショーウィンドウのディスプレイも、眩暈がするほど可愛い。
まるでドールハウスの世界に迷い込んだよう。
ページの上下に描かれた飾り絵(?)もおしゃれです。
ストーリーは…
小さな退屈な村に、小さなさびれたチョコレート屋があった。
店の主人は、決して笑わない気難しいおじいさん。
一緒に暮らしているねこはものぐさで、
「ネズミを捕らない」と村人たちから馬鹿にされていた。
ある日、おじいさんはふと思いついて、
チョコレートでネズミを作った。
しっぽはピンク色。
ねこはチョコネズミをじっと見つめ、
そしてピンクの尻尾をちょっぴりかじってみた。
その途端、心はウキウキ!
「こんなに美味しいのだもの。誰かに食べて貰わなくちゃ!」
ねこはステキなアイディアを思いついた…ねことチョコレートが、
退屈でつまらない小さな村をハッピー色に染めます。
美しくて美味しくて温かい絵本です。
巻末には、チョコレートのお話(歴史等)付き。
「ねこにチョコを食べさせてはいけません」の注意書きもあります。
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◇購入しました♪(2013年5月)
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