ロシアの昔話です。
「
ゆきむすめ」内田莉莎子・再話 佐藤忠良・画(福音館書店)
子どものいないおじいさんとおばあさんがいました。
ある雪の日、二人は雪で女の子を作りました。
とても可愛い雪娘ができました。
すると突然、雪娘がにっこり微笑んで動き出したではありませんか!
二人はびっくり、大喜びしました。
雪娘はみるみる内に大きくなり、
賢く美しい娘に育ちました。
でも春になると、雪娘は家に閉じ籠るようになりました。
夏になり、女の子たちが
「森に遊びに行こう」と雪娘を誘いに来ました。
雪娘は嫌がりますが、おじいさんたちに勧められて、
仕方なく出掛けました。
女の子たちは花を摘んで遊びますが、
雪娘は一人で小川の水で足を冷やしていました。
夜になりました。
女の子たちは焚火をしました。
そして、焚火の飛び越えごっこを始めました。
一人飛びました。
二人、三人と飛び、雪娘の番になりました…美しく切ない物語です。
こちらのお話とイラストは、
「
おおきなかぶ」と同じ
内田莉莎子さんと佐藤忠良さんです。
同じくロシアの昔話で「
ねんどぼうや」がありますが、
こちらは老夫婦が粘土で作った子供が村中を食べ尽くすという、
パニック映画さながらのお話です。
同じ国の同じような始まりなのに、
違い過ぎるストーリー展開なのが面白いです。
男の子はやんちゃですね☆
「ねんどぼうや」のあらすじはこちらへ
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