This Archive : 2010年01月

2010.01.31 *Sun*

「獣の奏者」に思う事

物語の内容に触れる箇所がありますので、
これからお読みになるご予定の方はご注意下さい。


獣の奏者」上橋菜穂子・著(講談社)


獣の奏者 (1(闘蛇編))


獣の奏者 (2(王獣編))





「獣の奏者」を読んで、学生時代の事を思い出しました。

私は理系の某学部におりましたが、学生達は先生方から
理系バカになってはいけない」と良く言われました。
広い視野と倫理観を持て、と。
特定の宗教ではありませんが、「神様」のお話をされる先生もいらっしゃいました。

その後オ●ム真理教の事件があり、
教祖の言い成りにサリンを製造した若者達の姿に、
改めて「理系バカ」という言葉を思い出しました。

もちろん、エリンは思考を放棄した「研究バカ」ではありませんでした。
むしろその逆で、王獣や闘蛇を解放しようと努力し続けた人でした。
それでも。

エリンは彼女の世界の強大な生物兵器「闘蛇」と「王獣」の真理を探究し続け、
意に反して時の為政者の思惑に翻弄され、
大きな悲劇を引き起こすきっかけとなってしまいました。
この大事件を元により良い時代が訪れたとしても…

色々考えさせられる物語です。

関連記事→「獣の奏者


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2010.01.30 *Sat*

「獣の奏者」

「獣の奏者」の第三巻『探究編』と第四巻『完結編』、読みました。

獣の奏者」上橋菜穂子・著(講談社)


獣の奏者(3(探求編))


獣の奏者(4(完結編))


ファンタジー小説「獣の奏者」は2006年に第一巻『闘蛇編』第二巻『王獣編』が、
昨年2009年に三巻と四巻が出版されました。
「リョザ神王国」を舞台に、真理を探求する少女・エリンが
巨大な獣「闘蛇(とうだ)」「王獣(おうじゅう)」と共に歩み、運命を翻弄される壮大な物語です。

私がこの物語を手に取ったきっかけは、新聞で読んだ「獣の奏者」の宣伝文でした。曰く、

*「ハリー・ポッター」が読めない人も読める!
*理系が読めるファンタジー


今思うと、出版社の宣伝文句ではなくて読者の感想だったのかも…?
(あ、私はハリー・ポッター全部読みましたけど)

右下の「続きを読む」から、少しですがネタばれありの感想です。
これからお読みになるご予定の方はご注意ください。





関連記事→「獣の奏者に思う事






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2010.01.29 *Fri*

おはなし会@朝読

今日は小学校の朝読の時間のおはなし会がありました。
1年生のクラスに二人で入りました。

初めに、子供たちのリクエストに答えて手遊びをしました。

さて、私が読んだ絵本は…

ぶうくんのおばけたいじ」小沢正・作 村上豊・絵(世界文化社)

お菓子大好きなこぶたの『ぶうくん』と虫歯のお化けが歯ブラシとお菓子を投げて戦います!
「饅頭怖い」系の私のお気に入りの一冊です。

さて、私の後はもう一人の方が酒井駒子さんとせなけいこさんの絵本を読んでくれました。
嬉しい!!
その方も酒井駒子さんとせなけいこさんのファンだそうです♪

子供たちもとても良く聞いてくれました。
私も楽しかったです。







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2010.01.22 *Fri*

おはなし会@朝読

今朝は小学校の朝読のおはなし会がありました。
四年生のクラスに二人で入りました。

初めにもう一人の方が猫とネズミのお話を読んでくれました。
猫つながりで私が読んだ絵本は…

いぬとねこ」ソ・ジョンオ・再話 シン・ミンジェ・絵 おおたけきよみ・訳(光村教育図書)


いぬとねこ

韓国の昔話です。
先日図書館で見つけた絵本ですが、早速読んでみました。

むかしむかし、おばあさんは助けたすっぽんの背に乗って竜宮城へ
竜宮城で歓待を受け、さて帰る日。
おばあさんが貰ったのは「竜王の玉」でした。

この玉に願うと豪邸でも豪華な食事でもなんでも出てきます。
(乙姫様と違って、竜王様太っ腹!)

そして、期待をたがえず意地悪ばあさんの登場
あっという間に玉を盗まれてしまいます
おばあさんは貧しい暮らしに逆戻り。

そこで犬と猫が川向うに住む意地悪ばあさんの元へ玉を取り返しに出向きます。
猫は泳げないので犬の背に乗って川を渡ります。

さて、意地悪ばあさんの豪邸の門の前に犬を待たせ、単身忍び込む猫。
猫はネズミの王様を人質にとり、ネズミたちに玉を探せと命じます。
取り返した玉を、猫はひとまず口の中へ。

再び猫を背に乗せて犬は川を渡ります。
が、玉を取り返したかどうか聞いても答えない猫に、犬は怒って背中を大きく揺らします。
川に落とされそうになり、つい「玉は口の中にある」と答えてしまう猫。

もちろん玉は川の中へ…!
犬は先に家に帰ってしまいますが、猫は川辺を探します。
そして偶然見つけたサケを食べると、サケのお腹から玉が出てきました。

おばあさんはその後も犬も猫も可愛がりましたが、やはり猫の方をより可愛がりました。
そこで犬は家の外で、猫は家の中で飼われるようになったのです…という物語です。


若干長めでしたが、クラス全体でとても良く聞いて貰えました。
出だしが「浦島太郎」に似た展開で、子供たちがすっとお話に入ってこられます。

意地悪ばあさんの登場の場面では「やっぱし!」の声が上がりました。
小気味良く場面が変わっていくので、飽きさせません。

文章も読みやすいです。(読み語りでは重要)
絵が細かいので大きい教室ではちょっと見えにくくて残念ですが、お話が面白いので十分カバーできると思います。
本当は登場人物、犬や猫やネズミたちのとぼけた表情をじっくり見て欲しいですが…

是非おはなし会で何回も読みたいすてきな絵本です。


今日の感想
どんな状況でも「おはなし会」をしますが、やはり子供たちが熱心に聞いてくれると、こちらも大変幸せな気持ちになります。
今日はとても楽しかったです。
次のおはなし会への活力になりました。






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2010.01.18 *Mon*

借りた絵本

図書館で借りている絵本の個人的備忘録です。
いつかおはなし会で読みたいと思います。

きたきたうずまき」元永定正・作(福音館書店)


きたきたうずまき

0.1.2絵本のシリーズ。幼児向け。
色々な渦巻きがキャンディーみたいで楽しい。色もきれい。
『あかまき あおまき』『くるるる くるるる』等言葉のリズムも楽しい。
出来れば購入したいです。

いぬとねこ」ソ・ジョンオ・再話 シン・ミンジェ・絵 おおたけきよみ・訳(光村教育図書)


いぬとねこ

韓国の昔話。
犬はモンモン、猫はヤオンと鳴くところが面白いです。

カメを助けた正直者のおばあさんは竜宮に招かれ、竜王から宝玉を貰う。
しかし、何でも願いを叶えてくれる宝玉を欲張りばあさんに取られてしまう。

犬と猫の活躍で宝玉を取り戻し、またみんなで幸せに暮らす。
猫が家の中で、犬が外で飼われるようになった訳も描かれている。

少し長めなので中学年向き?
日本の昔話でほとんど同じような展開のお話もあった筈…。

おやすみかけす」マリー・ホール・エッツ文/絵 まさきるりこ・訳(大日本図書)


おやすみ、かけす

モノトーンで描かれた静かな絵本。
1ページに一つづつ『かけす』『かえる』『のらねこ』『ならのは』『ひこうき』等が描かれています。
私が好きなのは『ならのはが、かぜにゆれています。ゆーらり、ゆーらり、ゆーらり。』のフレーズ。
こういう静かなお話をどこかで読みたい…

おならはえらい」まどみちお・詩 スズキコージ・絵(童心社)
詩集。
少しだけ時間が空いた時に読みたいです。


◇追記 「きたきたうずまき」「いぬとねこ」購入しました♪





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