This Category : 主役は本(ティーンズ)

2016.11.13 *Sun*

「読書介助犬オリビア」

ティーンズ向けのノンフィクションです。


読書介助犬オリビア」今西乃子・作 浜田一男・写真
 (青い鳥文庫 講談社 2009年9月発行)

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 ――ソルトレークシティ中央図書館では、
 お気に入りの犬と一緒に本を読むことができる――


 1998年に一匹の犬・オリビアから始まった、
 R.E.A.D(Reading Education Assistance Dogs=読書介助犬)プログラムについて
 書かれたノンフィクションです。

 子どもたちは、読書介助犬に本を読み聞かせ、
 犬は、本を読む子どもたちに寄り添います。
 何らかの理由で読書が困難な子どもたちの為に始まりました。

 犬は子どもが上手に朗読できなくても、決して笑いません。
 批判もしません。
 子どもたちは読書介助犬に朗読することで、
 自信を持つことができるようになるそうです。


「読書介助犬」という言葉を初めて知りました。
2009年現在、北米49州、カナダ3州で約2200のボランティア団体が活動しているそうです。
日本でも広がっていくかもしれませんね。

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tag :   社会  実話  学習  子育て

2015.08.26 *Wed*

「ペンギンは、ぼくのネコ」

楽しい児童書のご紹介です。

私は猫もペンギンも大好き。
思わず読みたくなる、面白いタイトルですね。


ペンギンは、ぼくのネコ」ホリー・ウェッブ作
 田中亜希子・訳 大野八生・絵(徳間書店)

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 小学三年生のアルフィーは、ペンギンという名前の猫を飼っている。
 ペンギンは、白と黒の模様がペンギンそっくりで、少し太っている。

 アルフィーとペンギンは、お隣の庭にこっそりもぐり込み、
 りんごの木に登って過ごすのがお気に入り。
 だけど、それが出来なくなってしまった。

 今までは病気がちのおばあさんが一人で住んでいたのに、
 娘と孫娘がおばあさんと暮らすために引っ越してきたからだ。

 孫娘のグレースは、アルフィーと同い年。
 しかも、同じクラスに転校してきた。
 そして、「ペンギンはうちの庭で遊んでいるんだから、
 あんたのネコじゃないでしょ」と言い出した。

 そんなある日、ペンギンがいなくなってしまった!
 アルフィーとグレースは一緒にペンギンを探すが…



出会った頃、二人はペンギンを巡って喧嘩をしたりしますが、
お互いの良いところに気付き、段々仲良くなっていきます。

行方不明のペンギンを探す場面は、小さな冒険です。
『ペンギン、どこにいるの? 早く見つかりますように!』と、
読んでいる私もハラハラしました。

最初は反発し合っていた男の子と女の子の間に、
猫を介して自然に友情が芽生える…
心温まる物語です。
原題は"A Cat Called Penguin"(ペンギンという名前のネコ)。


◇猫の飼い方について…(後書きより)
イギリスでは、猫を家から出さないことが、動物虐待とみなされることが多いそうです。
ですから、ペンギンも猫用のドアから自由に出入りしています。
日本では、室内飼いが多いでしょうか?

また、獣医師さんからペンギンにはダイエットが必要と注意されているのに、
アルフィーとグレースは猫用のおやつばかりでなく、
ピザやソーセージを与えてしまうシーンがあります。
このような行為は猫の体に害になる旨、
巻末の「ネコの飼い方と、ダイエットについて」で説明されています。

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tag :   友達

2014.09.25 *Thu*

「見てみよう! 本屋さんの仕事」

「本屋さんのすべてがわかる本3 見てみよう! 本屋さんの仕事
 秋田喜代美・監修 稲葉茂勝・文(ミネルヴァ書房)

見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)
(2014/01/25)
稲葉 茂勝

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本屋さんはとても身近なお店。
でも、知らないこともたくさん。
そんな本屋さんのお仕事に関する本です。

私が面白いと思ったのは…

・マガジン+ブックとは?
・ポップの役目
・ブックカバーは日本だけ?
・ひもかけ・シュリンクかけ
・ISBNとCコード

その他にも興味深い内容が盛りだくさんです。

「本屋さんのすべてがわかる本」は全4巻です。

第1巻「調べよう! 世界の本屋さん」

調べよう! 世界の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)調べよう! 世界の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)
(2013/11/25)
稲葉 茂勝

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第2巻「調べよう! 日本の本屋さん」

調べよう! 日本の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)調べよう! 日本の本屋さん (本屋さんのすべてがわかる本)
(2013/12/26)
稲葉 茂勝

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第3巻「見てみよう! 本屋さんの仕事」

見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)見てみよう! 本屋さんの仕事 (本屋さんのすべてがわかる本)
(2014/01/25)
稲葉 茂勝

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第4巻「もっと知りたい! 本屋さんの秘密」

もっと知りたい! 本屋さんの秘密 (本屋さんのすべてがわかる本)もっと知りたい! 本屋さんの秘密 (本屋さんのすべてがわかる本)
(2014/02/25)
稲葉 茂勝

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2014.06.12 *Thu*

「いろいろな形の本をつくってみよう!」

子供向けの実用書です。

「かんたん楽しい手作り本1 いろいろな形の本をつくってみよう!
 水野真帆・作(岩崎書店)

いろいろな形の本をつくってみよう! (かんたん たのしい 手づくり本1)いろいろな形の本をつくってみよう! (かんたん たのしい 手づくり本1)
(2011/12/23)
水野 真帆

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主な内容は…

・本の各部の名称
・材料と道具
・変わった形の本
・着せ替え絵本
・蛇腹折りの本
・飛び出す絵本

本作りに必要な知識や、本格的な本から面白い形の本の作り方まで、
かなり詳しい内容です。

子供向けの実用書ですが、
趣味で簡単な豆本や絵本を作りたいと考えている大人にも、
参考になると思います。
図などが大きく、説明がとても分かりやすいです。
夏休みの自由工作で作ってみたかったです♪

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tag :   実用

2013.10.21 *Mon*

「ローズの小さな図書館」

ローズの小さな図書館」キンバリー・ウィルス・ホルト作 田口由美子・訳(徳間書店)

ローズの小さな図書館 (児童書)ローズの小さな図書館 (児童書)
(2013/07/09)
キンバリー・ウィリス・ホルト

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 1939年、両親の離婚により、
 ローズは弟と妹と共に、母親の実家で祖父と一緒に暮らすことになった。
 14歳のローズは家計を助けるため、
 17歳と年を偽り、移動図書館バスの運転手として働き始める。

 ローズの初恋、そして
 いつか作家になりたいというローズの夢は叶うのだろうか?
 やがて、物語はローズの子供たち、孫たちと受け継がれていく。


戦前から現代まで、
四世代にわたる十代の少年少女の夢と希望を描いた物語です。

時代が変わっても、子供たちは悩みを抱えています。
ローズは貧困に苦しみ、
大学進学どころか高校すら満足に通えませんでした、
孫のアナベスは学校で告げ口をしたせいで、いじめに合います。

男の子も女の子も登場します。
恋の悩み、将来への迷い、家族間の葛藤、
そして、主人公たちが手にする本たち。
時代ごとに、「大地」や「ハリー・ポッター」などが、
子供たちに寄り添う名脇役として活躍します。

私の大好きな本も登場して嬉しかったです♪

若草物語 (新潮文庫)若草物語 (新潮文庫)
(1986/12/23)
ルイザ・メイ・オルコット

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2011.10.09 *Sun*

「雨ふる本屋」

最近は『屋さんが舞台の』にハマっています。
図書館で借りてきた一冊、こちらは児童書です。

雨ふる」日向理恵子・作 吉田尚令・絵(童心社)
雨ふる本屋雨ふる本屋
(2008/11)
日向 理恵子

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 お使いの帰り、雨宿りのために図書館に入った少女・ルウ子。
 奇妙なカタツムリを追って迷路を進むと、
 そこには『雨ふる屋』という名前の本屋がありました。
 
 『雨ふる本屋』は部屋の中だというのに雨が降っている本屋さん。
 店主は、ドードー鳥に似た大きな鳥『フルホン』氏。
 お店にある本は、『忘れられた物語』です。

 しかし、この頃『物語の種』が上手く育たなくなってしまっていました。
 解決するために必要なのは人間一人分の『夢の力』だという言葉に、
 ルウ子は青い小鳥と共に物語の種が育つ『ほっぽり森』へと向かいます…


夢のように美しい物語です。
好き通ったガラスの汽車で空を飛ぶところとか…
たくさんロマンティックな場面があります。
とても魅力的な少年も登場します。
ジ●リのアニメーション&音楽でちょっと見てみたい…と思いました。

挿絵もとても可愛いです。
特に表紙は「これからどんな物語が始まるのかしら?」とドキドキします。
少し憂鬱そうな少女の表情が印象的です。
本屋さんに置かれた色々な置物もステキです。


さて、物語の冒頭に描かれているルウ子の内面が非常に印象的でした。
(読んでいる間、この事が気掛かりで仕方ありませんでした)

ルウ子はもともと、
お母さんに本を読んで聞かせてあげるのが大好きな女の子でした。
寝る前にお母さんがしてくれるお話も大好きでした。

が、妹が生まれ、その妹が病弱だったため、
お母さんは妹のお世話に掛かりっきりになってしまいました。
妹のためばかりに本を読んであげるお母さん…
大切なぬいぐるみも妹が泣いて欲しがるので上げました。

今では、大好きな物は何もかも妹の物です。
こうしていつの間にか、ルウ子は本が嫌いになってしまいました。

親にとってはどちらも大切で愛しいわが子。
でも、病弱な妹に対して、しっかり者の姉。
妹のお世話に掛かりきりになるは仕方のない事なのでしょう。
体は一つしかありませんから…

でも、ルウ子の流した涙が池になって段々濁っていく様子に、
思わず胸が締め付けられ様な気持ちになりました。

ラストはさらりと終わっていますが、
雨の中お使いに出掛けて家に帰ってきたルウ子を、
お母さんが優しく迎えて抱きしめてくれた…と思いたいです。

ルウ子ちゃんへ。
時にはお母さんに甘えてね!


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