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2017.07.31 *Mon*

『ねこのさら』

落語絵本です。


ねこのさら』野村たかあき(教育画劇)

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 一日中いなかを歩き回ったのに、
 ろくな掘り出し物に出会えなかった道具屋。
 江戸への帰り道に一件の茶店に立ち寄った。

 道具屋がお茶を飲みながらふと見ると、
 奥で猫がご飯を食べている。
 驚いたことに、その茶碗が「絵高麗の梅鉢の茶碗」と呼ばれる、
 何百両もするたいそうな代物だったのだ。

 道具屋は、茶店のおじいさんが茶碗の価値を知らないものと思い、
 猫と茶碗をまとめて三両で買うと申し出るが…


イラストは、私の大好きな野村たかあきさんの版画絵。
表紙の、ピンとしっぽを食べてご飯を食べている猫が可愛い。

実は、茶店のおじいさんはなかなかの策士でありました。
ラストのおじいさんの台詞が愉快です。

ところで、この道具屋さんも中々人が良いです。
三両返せ、と言わないところが粋だなあと思いました。
きっと三両で買った猫ちゃんも大事にしてくれますよね。


*・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*


◇図書館で借りた紙芝居

イルカいらんかさかなやさん』田沢梨枝子(教育画劇)

ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ』とよたかずひこ(童心社)



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2016.01.30 *Sat*

「さぎとり」

落語紙芝居です。

さぎとり」桂文我・脚本 国松エリカ・絵(童心社) 12場面

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 上手い方法でサギをつかまえることに成功した でんすけ。

 何匹ものサギを紐で腰にしばりつけたが、
 サギたちが一斉に羽ばたいて飛んだから大変。
 でんすけも一緒に空を飛んでしまう。

 でんすけは目の前に現れた大きな鉄の棒にしがみつき、
 紐をほどいてサギを逃がしてやる。

 だが、でんすけがしがみついたのは、
 五重塔のてっぺんにある「九輪」という鉄の棒だったのだ。
 一難去ってまた一難。
 でんすけは、無事に地上に降りることはできるのだろうか…?


でんすけの「サギのとり方」が秀逸。
その方法とは……段々小さい声で「サァーァ、ギィーィ!」と呼び掛けながらサギに近づけば、
サギは油断してつかまる……というアイディア。
「いやいや、無理でしょう?」と思うけど、
たくさんのサギがまんまと捕まってしまうところが愉快です。

さて、五輪塔のてっぺんに乗ってしまったでんすけは、
地上に降りることができるのでしょうか?
意外な結末が待っています。

大人の方にも楽しんで頂けるとても愉快な紙芝居ですが、
関西弁なので、残念ながら私には難しい…


*・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*


◇読んだ本

ウォーリアーズ(4)ファイヤハートの挑戦」エリン・ハンター著(小峰書店)



ウォーリアーズ(5)ファイヤハートの危機」エリン・ハンター著(小峰書店)



ウォーリアーズ・シリーズ、波乱万丈の展開で、
毎晩夜更かしをしながらガシガシ読んでいます。^・ェ・^。

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2014.06.30 *Mon*

「あたま山」

落語の「頭山」の絵本です。

あたま山」舟崎克彦・文 林恭三・絵(そうえん社)

あたま山 (そうえんしゃ日本のえほん)あたま山 (そうえんしゃ日本のえほん)
(2008/03)
舟崎 克彦

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 横丁のじんべえさんが上野の山にお花見にやってきた。
 が、桜はすっかり散ったあとで、サクランボが木になっているばかり。
 じんべえさんは、サクランボの実をむしゃむしゃと食べた。

 やがて、種がじんべえさんの頭から芽を出し、大きな桜の木になった。
 満開の桜を見に、大勢の人がじんべえさんの「あたま山」にやってくる。
 じんべえさんは怒って桜の木を引っこ抜いてしまう。

 木を抜いた穴に雨水が溜まり、魚が泳ぎ出した。
 大勢の釣り人が「あたま山の池」にやってくる。
 あまりの騒々しさに、
 じんべえさんはとうとうあたま山の池に身を投げてしまった…


こちらの絵本のイラストを見ると、
どうすれば「自分の頭に身を投げる」ことができるか、分かる……かも?

「あたまにかきの木」も同様の展開です。
「頭山」「あたまにかきの木」「あたまがいけ」の三つのお話について、
あたまがいけ」の記事で比べています。

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2012.06.02 *Sat*

「みょうがやど」

子どもの頃大好きだった昔話が、
大好きな川端誠さんの絵本になりました!

落語絵本 みょうがやど」川端誠(クレヨンハウス)
みょうがやど―落語絵本15みょうがやど―落語絵本15
(2012/05)
川端 誠

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 「茗荷を食べ過ぎると物忘れをする」、
 この言い伝えを信じた宿屋の夫婦が一計を案じます。

 客に茗荷をたくさん食べさせ、
 金目の物を忘れて宿に置いていかせようというのです。

 茗荷を食べ過ぎた客は、翌朝ぼんやりとした表情で出立します。
 さて、何を忘れて行ったのでしょうか?
 宿屋の夫婦がやっと気が付いた客の忘れ物、
 それは…


古典的な展開ですが、オチが分かっていても面白いです。
そして、出てくる茗荷料理の数々が素晴らしい!

まず、
茗荷茶・茗荷最中・茗荷羊羹・茗荷クッキー、茗荷プリン

茗荷風呂で温まった後の夕食のメニューは、茗荷酒に、
茗荷の炊き込みご飯・刺身茗荷・茗荷茶碗蒸し・
茗荷のベーコン巻・茗荷チャンプルー。

茗荷入り枕と布団で寝た翌朝の朝食メニューは、
茗荷の味噌汁・冷やっこに刻み茗荷・茗荷のきんぴら・茗荷アイス

他にも、色々な茗荷料理が登場します。
で、江戸時代なのに、さり気なく現代的な料理が入っていますね~
あ! 茗荷のお寿司がない。
茗荷のお寿司も美味しいですよ♪

私も茗荷が大好きです。
定番は、茗荷の甘酢漬け、茗荷の味噌漬け。
酢の物には刻み茗荷、それから茗荷の天ぷら。
お味噌汁に茗荷を入れると手軽で美味しいです。
(ジャガイモのお味噌汁に茗荷はとても合います)
まあ、若干お高めなのが玉に瑕ですが…

絵本の中の茗荷せんべいは一度食べてみたいです。
茗荷のベーコン巻は今度作ってみようかな。

楽しくて美味しい絵本です☆

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