2017.08.06 *Sun*

『ねこの看護師ラディ』

実話です。



ねこの看護師ラディ』渕上サトリーノ・文 上杉忠弘・絵(講談社)

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 雪の日に捨てられていた黒いオスの子猫。
 アニマルシェルター(動物保護施設)に連れて来られた時には、
 ほとんど死にかけていた。

 「少しでも楽に死なせてあげよう」と獣医さんが言った時、
 奇跡が起きた。
 その日から子猫は必死に立ち上がり、
 エサを食べるようになったのだ。

 子猫は、ラディ(ラデネメス)と名付けられ、
 三か月後にはすっかり元気になった。

 ある日、車にはねられた大きな犬が施設に運び込まれてきた。
 ラディは犬にそっと寄り添い、犬を抱きしめた。

 ある時は、ひどいやけどを負った大きなヘラジカが運び込まれた。
 ラディは、朝までヘラジカに体を摺り寄せて過ごした。
 ヘラジカはもう助からない運命だったが…

 施設には様々な動物がやってくる。
 何日も食べられなかった子猫。
 飛べなくなったフクロウ。
 車にはねられたリス。
 人間に傷つけられたジャーマン・シェパード。

 ラディがそこにいるだけで、傷ついた動物たちを穏やかな空気が包み、
 いやすのだった。
 ラディは猫の看護師として今日も働いている。



ラディは、2014年11月、ポーランド北部の町で保護された、
実在する黒猫です。
ラディの話題はインターネットで広がり、海外からの取材も来るようになりました。
心温まるお話です。


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◇読んだ児童書(図書館利用)

絵本 旅猫リポート』有川浩・文 村上勉・絵(文藝春秋)


 
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2017.08.01 *Tue*

購入した絵本(8月)

備忘録です。


ねこの看護師ラディ』渕上サトリーノ・文 上杉忠弘・絵(講談社)

category : 未分類 | 絵本 | 本・雑誌

2017.07.31 *Mon*

『ねこのさら』

落語絵本です。


ねこのさら』野村たかあき(教育画劇)

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 一日中いなかを歩き回ったのに、
 ろくな掘り出し物に出会えなかった道具屋。
 江戸への帰り道に一件の茶店に立ち寄った。

 道具屋がお茶を飲みながらふと見ると、
 奥で猫がご飯を食べている。
 驚いたことに、その茶碗が「絵高麗の梅鉢の茶碗」と呼ばれる、
 何百両もするたいそうな代物だったのだ。

 道具屋は、茶店のおじいさんが茶碗の価値を知らないものと思い、
 猫と茶碗をまとめて三両で買うと申し出るが…


イラストは、私の大好きな野村たかあきさんの版画絵。
表紙の、ピンとしっぽを食べてご飯を食べている猫が可愛い。

実は、茶店のおじいさんはなかなかの策士でありました。
ラストのおじいさんの台詞が愉快です。

ところで、この道具屋さんも中々人が良いです。
三両返せ、と言わないところが粋だなあと思いました。
きっと三両で買った猫ちゃんも大事にしてくれますよね。


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◇図書館で借りた紙芝居

イルカいらんかさかなやさん』田沢梨枝子(教育画劇)

ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ』とよたかずひこ(童心社)



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2017.06.01 *Thu*

購入した絵本(6月)

備忘録です。


ちゅうちゅうたこかいな』新井洋行(講談社)




かえるぴょん』ささめやゆき(講談社)




ぼーるとぼくとくも』加藤休ミ(らいおんbooks)




紙芝居 『ねこのえきちょうさん』のしさやか(教育画劇)




ミニパネルシアター 『ぐんぐんおおきくなった』松家まきこ(アイ企画)


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2017.02.20 *Mon*

「チャーちゃん」

チャーちゃん」保坂和志・作 小沢さかえ・絵(福音館書店)

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 チャーちゃん。
 今死んでいます。そして踊っています。


死後の世界を描いた絵本です。
でも、全く暗くありません。

全てのものたちがみんな一緒に踊り、歌い、飛んでいるのです。
本当に死後の世界がこのようであるのかは分かりませんが…

愛らしい子猫の姿で描かれていますが、
読む人によって、異なる姿が見えて来ることでしょう。

表紙がとても美しく印象的です。
暗い背景に輝く子猫の姿とぼうっと光る花々。
裏表紙も広げて一枚のイラストにすると、更に美しく感じます。
(少し、KAGAYAの「銀河鉄道の夜」を思い出しました)




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◇読んだ本

源氏の男はみんなサイテー」大塚ひかり(ちくま文庫)



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◇追記

『チャーちゃん』を購入しました♪(2017/05月)
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2016.10.28 *Fri*

「むかしむかし とらとねこは…」

中国の昔話です。


むかしむかし とらとねこは…」大島英太郎・文/絵(福音館書店)

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 昔、虎と猫は山の中で暮らしていた。
 虎はのろまで狩りが下手だが、
 猫は虎よりずっと小さいのに上手に獲物をとった。

 ある日、虎は猫に獲物のとり方を教えてくれと頼んだ。
 猫は仕方なく、秘密の技を教えてやることにした。

   音を立てずに獲物に近づく方法
   速く走る方法
   高いところから飛び降りる方法

 虎は不器用だったが、猫は親切に教えてやった。
 やがて、虎は三つの技を習得した。

 全てを教えた猫は、「良く頑張りましたね」と虎を褒めるが、
 虎は「猫がどんな味がするのか知りたいのさ」と叫び、
 猫を食べようとする…


中国風の着物を着た猫が可愛いです♪

猫は親切ですね。
懇切丁寧に技を教えているシーンでは、
ちょっと「ウォーリアーズ(※注)」を思い出しました。

ラスト、恩をあだで返す虎ですが、
実は猫は最後の技を教えておらず、その技を使って命拾いをすることができました。

その技とは…

  高い木に登る方法

という訳で、虎は今も木登りが下手で、
猫は虎を恐れて人間の近くで暮らすようになったそうです。

巻末の【トラとネコの生態について】によれば、
ネコ科の中で、トラだけがほとんど木に登ることはないそうです。


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※注 「ウォーリアーズ」とは



 4つの部族(サンダー族・リヴァー属・ウィンド族・シャドウ族)に属する
 野生猫たちの物語。

 第1シリーズ全6巻、第2シリーズ全6巻、第3シリーズ全6巻、
 第4シリーズが2巻までのの合計20冊が日本での既刊。
 本国のアメリカでは、第5シリーズ(全6巻)まで出版されている。

 第1シリーズでは、野性に目覚めた飼い猫のラスティーがサンダー族に入り、
 戦士猫として大きく成長していく様子が描かれる。 

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tag :   世界の昔話

2016.10.17 *Mon*

「ねこって こんな ふう?」

ねこって こんな ふう?」ブレンダン・ウェンツェル作 石津ちひろ・訳(講談社)

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 人から見ると、猫はこんな風に見える。
 犬から見ると、こんな風?
 きつね・金魚・ねずみから見ると、こんな風?


昆虫の複眼や魚の魚眼。
同じ猫でも、その猫を見る生物が変われば、
見え方も異なる――そんな様子を描いた、科学絵本です。


◇読んだ絵本

山おとこのてぶくろ」松谷みよ子・作 田島征三・絵(ほるぷ出版)



すてきブログ様で教えて頂いた民話絵本。
不条理でとても怖いお話です!
でも、なぜか不思議な魅力があります。
夜の囲炉裏端で、ドキドキしながら聞いてみたいですね~
(眠れなくなるかも?)

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tag :   科学絵本

2016.10.15 *Sat*

「イスタンブルで猫さがし」

児童書です。
表紙の白猫ちゃん、美人ですね!


イスタンブルで猫さがし」新藤悦子・作 丹地陽子・絵(ポプラ社)

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 日本生まれで、父親の赴任先のイスタンブルにやってきた小学5年生の愛。
 幼い時から、親の都合で世界中を転々と暮らしている未来。
 トルコ人の父と日本人の母の間に生まれ、イスタンブルで育った勇人。

 三人の子どもたちが、
 オッドアイ(二色の瞳)を持つトルコの美しい白猫――「ワン猫」を捜して、
 イスタンブルの町を冒険する。

私はイスタンブールだと思っていましたが、
今はイスタンブルというのですね。(年がばれる?)

巻末に、物語の舞台となったイスタンブルの町の地図や、
トルコとその周辺の国々の地図が載っています。
私は地理が苦手で恥ずかしですが、
まさにアジアとヨーロッパにまたがっているのですね。
何だか不思議…

日本を離れて暮らす子どもたちの様子が生き生きと描かれている、
国際色豊かなお話です。

ワン猫(ヴァン猫)について調べてみました。
ヴァン猫は、トルコ東部の町に存在するのネコの一品種。
特徴は青い目と緑の目のオッドアイ、毛並は白く長い。
トルコからの持ち出しが禁止されているとのこと。

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tag : 

2016.08.02 *Tue*

「にゃんきっちゃん」

白猫にゃんきっちゃんの写真絵本です。

にゃんきっちゃん」岩合日出子・文 岩合光昭・写真(福音館書店)

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可愛いにゃきっちゃんの日々を撮影した写真絵本です。
くまのぬいぐるみとにらめっこするにゃんきっちゃん。
桜の花の中のにゃんきっちゃん。
とんぼを見つめるにゃんきっちゃん。

猫さんの周りでは、時間が穏やかに流れているように感じます。
猫好きさんにおススメの絵本です。



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◇FC2トラックバックテーマ第2144回 「あなたのブログタイトルの由来は何ですか?」

「月夜の青猫絵本箱」は、私の4番目のブログです。
既に「雪うさぎの庭」
「花うさぎの弓道お稽古帳(現・花うさぎの白あん大好き♪)」というブログがあり、
雪月花で揃えようと考えて「」。
うさぎの次は猫!ということで、「」。

月と猫と絵本を適当にミックスして「月夜の青猫絵本箱」となりました。

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FC2トラックバックテーマ 第2144回 「あなたのブログタイトルの由来は何ですか?」

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2016.07.11 *Mon*

「ネコヅメのよる」

ネコヅメのよる」町田尚子(WAVE出版)

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 その夜。
 あっちからもこっちからもネコたちが集まってくる。

 ネコたちが一斉に立ち上がって夜空を見上げた。
 そこには、きれいな○○が…


表紙のネコちゃん、迫力がありますね!
たくさんのネコが大勢でてきます。
一頭一頭のネコの表情を眺めると楽しいです。
そして、ネコの瞳がとてもきれいです。

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